★3【やまがた屋】大阪市北区堂島 ディナー焼肉/ホルモン/google+

大阪市北区堂島にあるホルモン料理【やまがた屋】でディナーしました。
食べログでの評判が気になり、2週間ほど前から予約しての来店です。

場所は北新地の雑居ビル3F。
扉を開けた瞬間から、どことなくシックで高級な雰囲気が漂っています。
インテリアはシンプルにまとめられていますが、落とし気味の照明のせいでしょうか。

やまがた屋 (6) やまがた屋 (8) 
やまがた屋 (5)

席はカウンターのみ。
6~8席ほどだったと思います。

オープンキッチンになっているので、調理の様子を見渡せます。
大きな冷蔵庫はお客さんのほうを向き、キッチンの中央にはピカピカのまな板、焼き場。
どちらかというと見せる仕様されているようで、ちょっとしたショーを見ながらのお食事ですね。

この日は店主さんが一人で切り盛りされていました。
金髪でちょっとミュージシャンっぽいおじさまです。

店主さん自らが目の前で調理した料理を提供するスタイル。
ジャンルを作るとすると【高級和牛ホルモン焼き】ってところでしょうか。

お料理は¥10,000のコースのみと予約時に説明を受けました。
この日のコースをご紹介します。



◆キムチとチャンジャの盛り合わせ

やまがた屋 (9)


白菜キムチ、角切り大根のキムチ(カクテキ)、フルーツトマトのキムチ、チャンジャの4種盛り合わせ。
サラダ風にキレイなビジュアルで提供されます。
お味は良好。
辛さはマイルド、ピリ辛程度で食べやすいですね。



◆タンステーキ 舌元と舌先の食べ比べ

やまがた屋 (10)


「まずは舌元から、岩塩とレモンでどうぞ」

との説明で箸を付けます。

お肉はレア~ミディアムくらいの焼き上がり。
タン特有のさっくりこりこりした食感ですが、いつもと違うのはこの分厚さ。
今まで食べた中では断トツの厚切りですね。
むしろ形状からして舌を「ぶつ切り」にしたようなものなので、当然ですが。

続いて、舌先。
こちらは、こりこりしながらも柔らかい食感です。
牛舌はつけ根の舌元部分が最も美味しいとされるそうですが、舌先も負けてない美味しさですね。



◆茸のサラダ

やまがた屋 (1)

炭の薫りが香ばしい焼きサラダです。
野菜とたっぷりの茸を炭で調理し、さっぱりしたドレッシングで和えたもの。
普通に美味しいです。




◆肝グレンス

やまがた屋 (11)


“肝グレンス”とは、すい臓のことだそうです。
最初に歯を入れるとさっくりしているのですが、脂が乗っていて、最後はとろける食感です。

そういえば、やまがた屋さんのお肉は、たれが一切使われないですね。
全て、軽く振った塩のみで提供されます。
自慢の素材を、一番の焼き上がりでいただくのには、塩だけのシンプルな味付けが最適なのでしょうか。




◆おろし立ての生わさびで頂くテール

やまがた屋 (12)

骨ごとがっつり切られたテール。
骨の周りのお肉をこそげとりながら頂きます。

「遠慮なく骨をかじって召し上がってください」

とのことでしたが、以前に前歯を折った人が2人いたそうです。

こってりしているのでわさびで中和させながらいただくのですが、このわさびも目の前で店主がおろしたばかりの新鮮なもの。
ほんとお肉の焼き加減といい、こだわりが伝わりますね。




◆あけがらしで頂く小腸

やまがた屋 (2)


小腸まで、丁寧に焼き上げられてます。
表面はカリカリしていて、噛むと脂がじゅわりと染みてきて美味。

合わせていただく”あけがらし”は初めていただきました。
仕込みからし糀に麻の実をあしらった万能調味料だそう。
ごはんや酒の肴にも合いそうなお薬味でした。



◆有馬山椒とウニのチャンジャで頂くタン

やまがた屋 (3)


料理説明でタンって聞いた気がしたのだけど、これ心臓じゃないかしら?
確かにさっくりした食感はタンっぽいけれど。
薄切りのためか冒頭のタンステーキとは明らかに違う食感です。
ウニのチャンジャは珍しいですが、お肉にもよく合いました。



◆熊本牛のシャトーブリアン アンコールペッパー添え

やまがた屋 (4)


最後は、高級部位のシャトーブリアン。
やはり、肉厚さんが提供されます。

カンボジア産の黒胡椒・アンコールペッパーを一粒カリッと噛んでからお肉を口にほうばります。
絶妙なスパイシーさですね。
これが合わさってこそ、ひとつの料理になっているのではと思います。

お肉自体は、どちらかというとさっぱりしていましたね。
食べやすかったですが、こってり好きの私には少し物足りなかったかも。



お料理は以上です。
ごはんものなどのお食事やデザートはなく、お肉だけのコースでした。

飲み物は、カウンターに並べられたワインが中心でしょうか。
今回は飲めなかったのでノンアルコールビールをお願いしましたが、お酒以外は黒烏龍茶しか置かれていませんでした。
表面張力一歩手前くらい、なみなみと注いでくれたのには誠意を感じますが、せめて炭酸が欲しかった…


やまがた屋 (7)


接客はつかず離れずといった感じで、調理、料理説明と主に提供、のみで必要以上のサービスはありません。
こういったスタイル自体は嫌いではないのですが、入店後、待たされたのは気になりました。

「18時までに来られたら別のお客さんとコースの進みを合わすのでスムーズですよ」

と電話で伝えられたので急いで向かったのですが、結局コースが始まったのは18:30。
予約していた別のグループが遅れられたのかも知れませんが、そんな事情はまったく伝えられず、ただただ待たされただけでした。

帰り際には名刺とともにお見送りをいただきましたが、なんとなくテクニック的な接客な感じがして、違和感が残りましたね。
もう少し、お客を気遣った対応をしてくれたも良かったのではと思います。


お肉はすごいとは思いましたので、コストパフォーマンス的には妥当なところだと思います。
今回のお会計は、上記のお料理に黒烏龍茶を3杯注文して、ふたりで¥12,000少しでした。

興味をもたれた方には

「一度行ってみれば?」

くらい言いますが、あえてお勧めするほどには思えなかった【やまがた屋】さんです。

【だっちん。採点】
※点数は 1(悪)→5(良) にて。3が標準点です。

 ○料理・味
■味: 4
■見た目: 4
■プラスアルファ: 4

 ○サービス
■出る速さ: 2
■接客: 2
■コストパフォーマンス: 3

 ○雰囲気
■混雑具合: 3
■席の過ごし易さ: 3
■内装: 4

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やまがた屋

夜総合点★★★☆☆ 3.0


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