「絶対満足する!」
と自信満々のフードアナリスト友達に連れられての訪問。
変わった店名ですが、昼は20年越しの復活を果たした【ビーフン東】として、夜はフレンチと中国料理が融合したビストロ【Az】として営業されているため屋号がふたつ付いている?っぽいです。
オフィス街の雑踏から少し離れた、路地にあります。
1F 姉妹店のレストランにぽつりと灯る明かりが目印。
お店はその地下にあり、階段を降りると清潔感のある明るい空間が広がっています。
今年の9月にオープンと、まだ新しいお店だそう。
愛想の良いスタッフさんが出迎えてくれました。
厨房、ホールスタッフさんと、見たところ男性ばかりに見えました。
ソムリエバッジさんも、いらっしゃいましたよ。
インテリアはお洒落ビストロっぽい感じ。
調理の様子がよく見えるオープンキッチン、Azさん独自のお料理がたくさん並んだメニューボードにわくわくが募りますね。
元々ビーフンのお店だったということで中華料理店のようなイメージしていたのですが、良い意味で裏切られました。
【ワイン居酒屋】だけあって、大きなワインセラーもあります。
単品メニューも気になりますが、この日は¥6,000のコースをいただきました。
通常ディナーコースは¥4,000 1本だそうですが、フーアナ友達が
「¥4,000のコースも満足度高いのだけど、ちょっとランクアップしたほうがよりシェフの腕が分かるから…」
と言うので、お付き合いさせてもらいました。(要事前予約)
それでは、お料理を紹介しましょう。
お通しに、
キャビアとサワークリームのクラッカー

フォアグラのムース、

鴨(砂肝も乗ってる!) のグリーンサラダ、

蛎と鯖のお造り盛り合わせ、

ぷりっとした白身魚は濃厚なクリームソースで、

炭火で炙った上質な牛さんをポテトソースで、

締めはビーフン、

それとパーツァン(中華ちまき)、

デザート、

食後の飲み物でフィニッシュです。
キャビア、フォアグラ、鴨とびっくりが続いてましたが、フーアナ友達が一番サプライズを受けていたのが鯖の造り。
普通、鯖は酢で締めてしまうもの…ですよね?
お造りで出せるくらい新鮮なものは、なかなか大阪では出回らないそうです。
んん、貴重なものをいただいた。
お料理のベースは洋ですね。
見ていただいての通り、創作まっしぐらのモダンなお料理たちです。
どれもいただいても、新しくて、美味しくて。
中華料理のコースをイメージしていただけに驚きの連続でしたが、とりあえず界隈のフレンチレストランではこのお値段でこれだけのものは出ないだろうと思います。
…しかしながら。
スタッフさんが丁寧にお料理の説明をしながら出してくれたのに、聞き取れてなかったのが申し訳ないです(~_~;)
というのが、このお料理ですよ。
やっぱりワインが進んじゃったんですよね~。
グラスワインでお勧めをいただいてったのですが、どれ飲んでもぴったり!
美味し~いの!
さすがワインを押し出してるだけのことあります。
駅から10分弱歩くし、今日は酔っ払いを解放してくれる旦那さんもいないので、3杯で我慢しましたが…。
もっと飲みたかったあ。
とまあ、お料理はどれも美味しかったのですが、ひとつだけ。
メイン料理までのインパクトが強かったので、締め(看板)のビーフンとパーツァンが平凡に感じてしまったんですよね。
これはマイナスでなく、むしろ喜ばしいことなのかも知れませんが…
ちなみに、ビーフンは”焼き・汁”とセレクトできたので”焼き”でお願いしました。
お酒の後だからか、物足りない味に感じてしまったので、一緒に持ってきてもらったにんにく醤油をどぼどぼ。
果たして、これで良かったのか…??
なかなか繊細な味のような気もしたので、単純にこれだけを味わうべきだったのではなかったのか…??
とはいえトータルして、非常に満足度の高い【ワイン居酒屋 Az】さんでした。
旦那さんを連れて、ぜひ再訪したいものです。
「ワイン居酒屋Az/ビーフン東 ディナー in 南森町」
だっちん。総合評価:★4.5
↓採点内訳↓
点数は 1(悪)→5(良) にて。3が標準点になります。
○料理・味
■味: 5
■見た目: 4
■プラスアルファ: 5
○サービス
■出る速さ: 4
■接客: 5
■コストパフォーマンス: 4
○雰囲気
■混雑具合: 3
■席の過ごし易さ: 4
■内装: 4
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