平宗法隆寺店でかき氷@法隆寺限定？柿氷と大和茶金時

公開

2022年09月12日(月) 06:26

奈良県斑鳩町『平宗法隆寺店』をイートインでミシュランごっこ(=匿名調査)。

㈱柿の葉ずし平宗
@hirasou_since1861

文久元年(1861年)創業
奈良吉野名物　総本家柿の葉ずし平宗

※instagram『柿の葉ずし平宗』ページより

かき氷の聖地･奈良県に住んでおるわけですが、今年は自宅で１回作っただけでした。
外ごおりもしておくべきかと、平宗さんへ。

ええ、柿の葉寿司の。
そうなんです、かき氷をされているんです。
私も先日知ったところです。食べログのクチコミで目に入って。

自宅から最も近い平宗･法隆寺店へ。
補足として、ググった印象奈良県内で複数店舗展開する平宗において、かき氷を実施しているのは法隆寺店のみな気もしています。印象であって、明記されているところを見つけたわけではありません。

平宗法隆寺店のかき氷ラインナップは以下の通り。

かき氷 6月～9月末
※表示は税込み価格です

①柿氷 1,000円
ハーフサイズ 700円

奈良県産「富有柿」の天日干しをクラッシュし一晩寝かせた濃厚なシロップを使用しています。当店人気No.1

②ヨーグルトクリーム柿氷 1,100円
ハーフサイズ 800円

柿氷の柿シロップにヨーグルト、生クリームを加えています。柿氷に比べ甘さ控えめです。

③大和茶金時氷 1,000円
ハーフサイズ700円

奈良県産の大和茶を使用した自家製シロップにあんを加えています。

①のランクアップ版が②と考えまして、②と③を注文。
コンプリートってことにしましょう。

ヨーグルトクリーム柿氷から。

うんまっ

実をいうと、もう１店目を付けていた店にふられて保険的に来たのですが。
ふられて大正解のおいしさ。本命水準。

大きく盛られた氷に、たっぷりのシロップ。干し柿付き。
柿氷に比べると甘さ控えめと書かれているシロップですが、それでもじゅうぶん甘さしっかりです。生クリームのコクとヨーグルトの酸味が実にいい仕事してはる。
プレーンに比べると薄まっているであろう干し柿シロップは、ジャムのような粘りがあり、コクのある柿の風味が伝わります。

プレーンのほうがここでなきゃ、な干し柿シロップの恩恵を受けれたのではと思うと+100円の課金を後悔。
いうてもヨーグルト入りも非常においしかったので、やっぱコンプリート達成には正式に取り組むべきって思いました。

続いて、大和茶金時。
金時ですので、甘く煮た小豆に、シロップは抹茶でなく大和茶の蜜。

製法によっては抹茶に該当するかも知れないけどってことは置いておいて、大和茶使用のシロップは、お茶の香り、ほろ苦さといった風味を生かした上質なもの。抽出じゃない濃ゆさ。やっぱ抹茶？
柔らかく炊かれた小豆は、トップだけなく中にもしこんであって、最後まで美味しく食べ進められます。

こちらも、上手な設計。
ただここでしか、はやっぱり『柿氷』のほうですね。
平宗さんでかき氷をひとつ注文するなら、断然そちらだろうなと。まあ食べれてないけど。

独自のシロップはもちろん、氷も細かくて柔らかくて、質の良いもの。そしてこのボリューム。
1,000円という価格設定は良心的だと思えます。
ただweb情報ななめ読みの結果、以前は200円以上安かった影も見えました。

大満足です、平宗さんのかき氷。
この夏唯一のそと氷になりましたが、それに相応しい逸品。