「ミシュランさん、唾つけてることは知っています。」
て評しているレストランに半年ぶり訪問。
~以下、ミシュランごっこ。内の関連クチコミです~
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2021年12月 東生駒『コムニコ』で半年ぶりランチとソムリエさんのワイン
2021年6月 ゴエミヨ2021掲載店『コムニコ』でランチ@奈良ミシュランも掲載でしょう
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2018年3月 コムニコ(COMMUNICO)でランチ@奈良県東生駒│アバロッツから再生したイタリアン
2018年1月 アバロッツでランチ@東生駒│ミシュラン入りするも2017年末で閉店…後継レストラン2018年OPEN!?
前回と変わらず、コムニコのランチのお値段はこちら。
menu degustation
6,600yen (税込み、サービス料5%別途)
7皿のコース
※ランチ限定
menu communico
11,000yen (税込み、サービス料5%別途)
10皿のコース
※ランチ・ディナー共通コース
1.1万円のほうで。
ワインペアリングももち付けて。
8月からソムリエさんが入られているそうです。
お品書きは、主な食材だけを連ねた抽象的なもの。
よほど気乗りしない限り個々の料理の仕様や感想まで落とし込まないことが特徴の逆食べログなグルメブログです。
が今回はよほど気乗りしたのでつづりましょう。
~始まり~
自家製の倭鴨の生ハム
赤らっきょうのピクルスとローズマリーの花を添えて
宇陀産バターナッツカボチャのスープ
奈良で採れたサフランの泡のソース
ヤマトタチバナを詰めたオリーブ
原種トマト ※現在のような型のトマトに品種改良される前のトマト
倭鴨のレバームースを詰めた黒米粉の揚げパン
酒粕を練り込んだ自家製グリッシーニ
~のらのわ鶏舎の玉子~
キッシュとブリュレの2品。
お鍋で提供ののち、取り分けてもらいます。
キッシュのフィリングはチーマディラーパをアンチョビとバターで炒めたもの。
「明日香村 のらのわ鶏舎」の玉子を使ったブリュレ。
トップはカカオニブです。
宇陀金牛蒡をシュリビネガーとメープルシロップで甘酸っぱく炊き上げたものとフォアグラのコンフィに、玉子と生クリーム、バターが流し込まれています。
~鰤 蕪 茄子~
五島列島の「ツムブリ」。
塩とオリーブオイルでマリネした冷製の前菜です。
蕪は2種を使用。
火を入れてピューレした「スワン」と、スライスの後にトマトのコンソメで味付けした「アヤメユキ」です。
蕪の上にはオキサリスとオゼイユ。
塩漬けいくらと春菊のオイルも添えて。
~菊芋 雲子 タレッジョ~
ココットで提供、目の前で仕上げていただきます。
中には菊芋と大和太ネギのグラタン。
雲子のポワレとタレッジョチーズのフォンデュソース、イタリア産の秋トリュフを、ふんだんに。
~トルッテリ 里芋 クラシック節~
「味間芋」という里芋のペーストを包んだトルテッリ(ラビオリ)の料理です。
揚げた銀杏と筒井蓮根、宇陀と吉野から届いたキノコと一緒に。
目の前でスープをかけてもらって、いただきます。
鹿児島・枕崎でつくられている本枯れ節「クラシック節」とパルマ産の生ハムを合わせたブイヨン。
~九絵 薩摩芋 マスカット~
和歌山産のクエのローストです。
スライスしたシャインマスカット、ブールブランソース、安納芋のピューレを添えて。
クエの上のハーブは、ナスタチュームとフェンネルです。
~ばあく豚 赤万願寺 落花生~
奈良葛城産の「ばあく豚」のロースト。
赤万願寺とうがらしと落花生、ンドィイヤ(南イタリア カラブリア州の辛みのあるサラミ)を合わせたペーストを薬味にいただきます。
添えられているのは万願寺とうがらしのソテー、ルッコラセルバチコとコリアンダーの花。
~濁酒 梨~
お口直しは、奈良・久保本家酒造のどぶろくのソルベ。
梨のスープ、酢橘のジュースで和えた生の梨の角切りと一緒に。
ジンジャリリーの花が散らされています。
~吉野栗 植村牧場のミルク コーヒー~
吉野栗のクリーム、自家製の渋川煮、植村牧場のミルクを使ったジェラート、サワークリームのソース。
茸の傘のようなものはコーヒーのメレンゲです。
記憶している中で最も繊細な構造のスウィーツ。←テーブルに置く衝撃で倒れます
周りに柘榴の実とアーモンドとスパイスのパウダー。
お品書きにはありませんが、食後の飲み物と一緒に3種のお茶菓子。
柿の葉のマカロン×アマゾンカカオのガナッシュ。
甘酒のチーズケーキ。
奈良産無花果のフィナンシェ。
半年前に比べまして。
いえ、訪問するたびに。
ガストロノミー強まってる。
卓上での仕上げ等、料理をよりベストなタイミングで提供されることへのこだわり。
ワインに限らず日本酒も織り交ぜて、味という世界を最大まで広げようとする姿勢。
見た目の創作性にぼやかされがちですが、料理だけに注目するなら、構成自体はシンプルにシフトしているかも。
そこに込められているのは、提供時の説明ではきっと物足りないのであろう、素材と料理、ふたつの作り手のストーリー。
初めて訪問した3年半前。
こんな場所にして、こんな価格で、どういうつもりかしらって思っていたレストラン。
周りの、一定水準をクリアした高コスパレストランたちと、どうが張り合う気かと思ってました。
行くたびに伝わる、確実なレベルアップ、店全体から漂うオーラに驚かされさえしております。
そのうちレベル99とかいくんちゃうか。
ミシュランさん、遅いですよ。
『communico(コムニコ) ランチ(奈良県生駒市)』
ミシュランごっこ。調査結果
※採点基準はこちらをご覧ください。
料理 ☆☆☆
快適度 ☆☆*
お得度 ☆**
ミシュランさんへひとこと
「行くたびオーラも強まってます。」
コムニコでいただいたもの
menu communico 11,000円
※税込・サービス料5%別途
始まり
のらのわ鶏舎の玉子
鰤 蕪 茄子
菊芋 雲子 タレッジョ
トルッテリ 里芋 クラシック節
九絵 薩摩芋 マスカット
ばあく豚 赤万願寺 落花生
フォルマッジョ +1,100円
濁酒 梨
吉野栗 植村牧場のミルク コーヒー
食後の飲み物
ワインペアリングコース全皿 1万円ほど
+デザートおよびフォルマッジョにペアリング追加
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