中之島『クイントカント(QUINTOCANTO)』で８年ぶりランチ

公開

2022年01月01日(土) 08:09

大阪･中之島『クイントカント(QUINTOCANTO)』をランチでミシュランごっこ(=匿名調査)。

　伝統を守りつつ革新的な当店ならではのイタリア料理を

南青山“IL TEATRINO DA SALONE”や横浜“SALONE 2007”などの人気イタリアンを手がけるサローネグループが関西初出店。
イタリア料理のトラディショナーレ（伝統）とレジョナーレ（地域性）をふまえ再構築した“クチーナ・クレアティーヴァ”を、月替りで驚きのあるコースとイタリアの自然派ワインにてご提案致します。

※一休レストラン『クイントカント(QUINTOCANTO)』ページより

「食べログイタリアン WEST 百名店 2021」
「THE TABELOG AWARD 2021 BTONZE」

ほか、食べログだけ見ても毎年いろいろ受賞。

どうしてミシュランさん載せないんですか？のクイントカントに８年ぶりに訪問です。

～以下、ミシュランごっこ。内のクイントカント(QUINTOCANTO)に関するクチコミです～
2013年11月クイントカントでランチ│ミシュラン大阪候補のイタリアンin中之島

当時のブログの文体に虫唾を走らせつつ読み返したところ、サービス、お料理と骨格はそのままに、強化されている印象で。
８年前の文面を引用し、変更や追記したい点を加筆して今回の記事といたします。

　店内、サービスについて

ダイビルは全体的に重厚感のあるクラシックな外観なのですが、こちらの内装は一転してますね。
白を基調としていて、明るくモダンな印象です。

“18歳未満のお子様、短パン・サンダル等極端にカジュアルな服装でのご来店はご遠慮いただいております”ですって。(ホームページから抜粋)

そりゃそうだと納得出来る、”余裕のあるオトナが来るレストランなんだぜ”といったインテリア。

席同士の間隔がしっかり取られているので、ゆったりした気分で過ごせます。
窓から店内に降り注ぐお日様の光が、健康的で良いですね～。

スタッフさんは皆さん感じよく、入店からお見送りまで、ずっとにこやかで親切な対応。
かといってツンツンした感じはなく、若い方からご年配のお客さんまで落ち着いて過ごせそうですね。

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新コロ対策がすごい。
各卓ごとにハイパーティションを配置。
空間は以前のほうが麗しかったのでしょうが、世の中的に優先順位が高いほうを採用されています。

スタッフさんは、基本を確実に押さえながら、気さくな対応。
サービスは文句なしですが、実年齢を尋ねるとお若い方が多くて、驚きです(20代がほとんど)。
見た目と実益が兼ね備えられてる。

　料理の説明について

私は、
「メニューは大まかに紙のリストを置いてくれていて、サーブの時に詳しく説明して欲しい派」
なのですが、ちょうどぴったりのご案内だったのでありがたかったです。

細かいメニューまで書いてもらえてたら、さらに感謝は増したんですけどね
(わがままですが、レビューを書くときにありがたいのです)。

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私のわがままが、反映されていました。

新コロ面で発声を最小限にお料理の詳細を伝えるため、とのことでしたが、一皿ごとにカンペを見せてもらえます！

もう食ブロガー歓喜！！
心でスタッフさんをハグして回ったくらいの、欲しかったサービスです。

追加料金払うから、世の中のレストランすべてで実施して欲しいやつこれ。
そしたら安心して毎回泥酔できるから。

※まとめたものを持ち帰り用にいただけまます

またパン皿とメイン用のカトラリーを選ばしてもらえたりと、ワクワクも増幅されていました。

　コースについて

お料理は、ディナー・ランチともにワンコースの設定みたいです。

“Corso di Pranzo ランチメニュー　全10皿　￥5,250（税込）”
別途サービス料10％が加算されるとのこと。

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現在もアラカルトなし、コースのみの提供。
価格は以下に変更されています。

ランチ
6,050円
7,865円

ディナー
14,520円

税込み価格ですが、サービス料は別途10%加算。

14,520円はランチでも注文可。
でしたので、今回はそちらをいただきました。
全皿ワインペアリングも添えて。+17,000円前後

　料理について

　総じて

「初めて食べた！」

と驚くようなお皿が次々に出されます。

また器の美しさに加えて、それに負けないくらい美しい盛りつけのお料理たち…。

「食べちゃうのがもったいないっ」

と心で嬉しい悲鳴をあげつつ、口に運びます。

お味については無論美味しいのですが、

「食べ慣れた方が感激する味のイタリアン」

と言いますか。

しょっちゅう外食をしていたら、

「なんて新鮮な…！！」

と思えるような組み合わせばかりで、以前の私が訪れたなら楽しめたのでしょうが、久しぶりの外食という立場からすると、もうちょっとオーソドックスな料理の方が楽しめたかなあと。

あと今回の私はアルコールをいただいてませんので(授乳期間中のため)、ワインが加われば評価はだいぶ変わったのかも。

他のお客さんの様子を見守ったところ、ソムリエさんの技術が素晴らしそうでした。
お酒を飲まれている席は、だいぶ盛り上がってましたからね。

イタリアンのエキスパートさん向けのレストランだなあと感じました。

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私自身の状況が変わりました。

以前に比べると外食ができるようになったうえ、アルコールは全皿ペアリングでのオーダー！！
※フルボトル１本に相当

加えてカンペという鶏頭に料理を理解させる武器まで備わっちゃって、、、完璧！！

ビギナーよりもエキスパートに向いているお料理、というのは引き続きかと。

基本を残しながらも、新たな試みが反映されたお料理。

イタリア料理のトラディショナーレ（伝統）とレジョナーレ（地域性）をふまえ再構築した“クチーナ・クレアティーヴァ”

てレストラン自体が、うたわれてますもんね。
心配な方は、低価格のコースからはじめられても良いかも知れません。

　ミシュランガイド掲載について

「来年度のミシュラン候補店」

て８年前から囁かれていることを聞いてたらしいですが、どうしてまだ載らないのでしょうか？

～以下、ミシュランごっこ。内のクイントカント(QUINTOCANTO)に関するクチコミです～
2013年11月クイントカントでランチ│ミシュラン大阪候補のイタリアンin中之島

このハコとサービスにして、この料理。載らない理由が、見つかりません。
もしかして、申し出たものの、お断りに合ったほう、、、なのかなとも。

とりあえず予約取れるうちに、通います。

『クイントカント(QUINTOCANTO) ランチ(大阪･中之島)』
ミシュランごっこ。調査結果
※採点基準はこちらをご覧ください。

料理 ☆☆☆
快適度 ☆☆☆
お得度 ☆☆＊

ミシュランさんへひとこと
「で、断られたほうなのでしょうか？」

クイントカント(QUINTOCANTO)でいただいたもの
Menù Degustazione 14,520円

フォアグラのカタラーナ
烏賊とポワロ葱のパンナコッタ
トピナンブールのクロケッタ
鳩のインボルティーニとポルチーニ
オレキエッテ
リゾット
鰈とレタス
お口直し
蝦夷鹿のアッロースト
スパゲッティポモドーロ 30g 50g 70g よりチョイス可
モンテビアンコのプロポスタ
小菓子と食後のカフェ
エスプレッソ・珈琲・紅茶・カモミール

全皿ワインペアリング 17,000円くらい

Carte d'Or Brut N.V. / Dorappier <Champagne>
カルトドールプリュット N.V./ドラビエ

Colli di lini vermentino Cosra marina 2018 / Ottaviano <Liguria>
コッリ・ディルーニヴェルメンティーノコスタマリーナ 2018/オッタビアーノ

Grayasusi Etichetta Nera 2020 / Ceraudo <Calabria>
グライヤスジエチケッタネーラ 2020/チェラウド

Lanime 2017 / Cardinali <Emilia-Romagna>
ラーメ2017/カルディナーリ

Mirum 2017 / La Monacesca <Marche>
ミルム 2017/ラモナチェスカ

Schioppettino 2012 / Bressan <Friuli-Venezia-Giulia>
スキオベッティーノ2012/プレッサン

Etna Bianco 2020 / SRC <Sicilia>
エトナビアンコ 2020/エッセルチ

Prelit 2016 / Damijan <Furiuli-Venezia Giulia>
プレリット 2016 / ダミヤン

Despina 2020 / Qualticello <Emilia-Romagna)
デスピナ 2020 / クアルティチェッロ

Marsala Superiore 10anni / De Bartori <Sicilia>
マルサラスーペリオーレ 10アンニ/デバルトリ

税込み価格、サービス料 10%別途
※ワインは文字認識ソフトのテキストそのまま使ってますので記載に誤りが含まれる可能性あり
　お気付きのことがあればご指摘いただけましたら幸いです

クイントカント

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