エチョラでランチ@大阪本町│ 独自の「モダンバスク料理」？

公開

2018年05月05日(土) 05:50

大阪市本町【エチョラ(ETXOLA)】のランチをミシュランごっこ(=採点)。

バスク料理のレストラン、ということで前々から気になっていたエチョラに初訪問。

補足しておきますと、バスク地方はスペインとフランスの国境をまたがる国境地域の総称。海の幸と山の幸に恵まれ、ミシュランの星付きレストランが30店以上あり「美食の宝庫」と言われてる土地なんだそうです。

エチョラは靭公園近くのビルの1Fにあります。初めて勤めた会社がここから徒歩5分の所にありました。←どうでもいい
入口が黒い扉のせいか、ぱっと見バーちっくです。

「エチョラ」はバスク語で「山小屋」だそうで。
クリーム色の塗り壁に、節目の出た太い木の梁が渡り、床はテラコッタの大きなタイル張り。

どんだけ洒落た山小屋やねん！な、品のある店内です。

オープンカウンターの席にご案内いただきましたが、これでもかってほどオープン。料理人さんの手元どころか腰のあたりまで丸見えです。臨場感溢れる、楽しめるお席。

エチョラのランチは以下の通りです。

◇今日のランチ 1000円（税込）

◇お昼のコース 2500円（税別）

◇シェフのおすすめコース 4800円（税別）

「お昼のコース」をいただきました。この日のお料理は、以下の通り。

足赤エビのフリット、苺のスープ

ピーマンのアイスクリーム、キヌアとイワシのマリネ

剣先イカのリゾット

バゲット

豚ロースの炭火焼　 ※メイン料理4種類からチョイス

デザート、食後の飲み物 　※コーヒーをチョイス

エチョラのお料理を食べてみた感想をば。

…モダンバスク？

バスク料理を初めて食べたので、エチョラの料理がバスク料理だと思うしかないのですが、本来のバスク料理とは異なるだろうなと予想。

ウィキペディアによるとバスク料理の代表的なものとしては、肉と魚の炭火焼き、マルミタコ(=マグロとカツオのぶつ切りを野菜で煮込んだもの)、子羊の煮込み料理、タラ料理、トロサの豆料理、レケイティオ産のパプリカ、ドノスティアのピンチョス、イディアサバル産の羊乳のチーズ、チャコリ・ワイン、およびギプスコア県のシードル …なんかがあるそうです。字面だけ見ると家庭的な料理ですよね。

エチョラのお料理から「バスク料理」という概念を外して食べたとして、頭に浮かぶであろうキーワードを並べると「モダン」「繊細」「豪快」。

一皿一皿が美しく"イマドキ"で、素材を最大限に生かす調理が施され、食事としては気を張らずにいただくことが出来るお料理です。

マイフェイバリットは豚ロースの炭火焼でした。
火入れの技術が素晴らしいのか、ものっそい柔らかジューシー。上質な肉質が凝縮され、甘いくらいに旨みのあるお肉に仕上がってます。悶絶ものの美味しさ！

ごちゃごちゃ書きましたが、まとめ。エチョラのお料理は「日本人に愛される」モダンバスク料理というジャンルを独自に開拓されたものなのでしょう。…妄想ですけどね。

サービスは卒なく、モダンな雰囲気に合ったほど良い距離感。
出来ればバゲットは温かい状態で、欲を言えばおかわりも出来たら嬉しかったなあというのが一意見。※目の詰まったバゲットで美味しかったです。

エチョラを機会に、バスク料理をもっと知りたくなりました。
現地に近いバスク料理をいただけるレストランて…ありませんかね？

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地域情報ランキング

「エチョラ(ETXOLA) ランチ in大阪市本町」
だっちん。総合評価：★3.5
↓採点内訳↓
点数は　1（悪）→5（良）　にて。3が標準点になります。

　○料理
■味：4 ■見た目：4 ■プラス＠：4

　 ○サービス
■出る速さ：4 ■接客：3 ■コストパフォーマンス：3

　○雰囲気
■混雑具合：3 ■席の過ごし易さ：3 ■内装：4

エチョラ

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