2021年02月 (2021年02月14日) | 大阪･奈良グルメのブログ「ミシュランごっこ。」

公開

2021年02月14日(日) 05:27

大阪市北新地『サトーCURRY』をランチでミシュランごっこ(=匿名調査)。

『サトーCURRY』で検索をかけた結果です△

公式HP等はなく、食べログ、Retty、有志の方のブログでヒットするだけの『サトーCURRY』。
※ぐるなびやヒトサラは店名で登録されてはいるもののからっぽ

カレーこなしてる方からここは行っとけ、言われまして。

行きました。

話が前後しますが、北新地に食べログ☆3.5の『Casa tua Satoh(カーサスアサトウ)』てイタリアンがあります。

注釈)食べログにおいて☆3.5未満の店は全体の97%を占め、☆3.5以上の店は多くの食べログユーザーに人気のお店、満足できる確率の高い店とされてます。

そちらのシェフが手掛けたカレーを、同ビル1階の『Bar石田』で提供されてるみたい。それが、サトーCURRY。
間借り、になるんかなこれ。

1階にあるって書いてますが階段で上がります。中２階的な配置。
省こうと思ったけど行かれる方の７割は混乱されるのを予想して、一応記述したくだり。

落ち着いた雰囲気のバーです。
宝石箱のようにずらり並んだボトルが圧巻。

感じの良い女性がおひとりで切り盛りされています。

サトーCURRYのメニューは全４種。

・ホットチキンカリー　1,000円
・とろとろポークカリー　1,000円
・ペッパー和牛ビーフキーマ　1,000円
・シェフ気まぐれ合い盛りカリー　1,500円

ごはん大盛り無料
ルー大盛り +100円

実は前知識付けてなくて、どれ選んだらいいんか分からん。
困ったときのあいがけ、で。

ごはん大盛り。

サトーCURRYのあいがけってあまりないスタイル。
あいがけ限定のオリジナルカレーを２種類いただけるんです。
この日は、ロールキャベツと牛ハラミのコチュジャン炒めでした。

あいがけは週替わりだったりなくなったら作ったり気分で変えてもみたり、とほんと気まぐれだそうで。
各国の垣根も超え楽しんで創作されているみたい。
この日は洋食と中華の組み合わせ、先日は鰻を出されたとのことです。

サトーCURRYのカレーは欧風。
粘度高めなテクスチャの、王道カレーライスを期待した時に嬉しいやつ。
イタリアンのシェフが作るカレーだけに、見た目が華やかなのもまた嬉しい。

オリジナリティの高い、コクまろカレー。
まったり舌に絡みつく旨み、コクに厚みがあって煮込み料理を食べてるようなインパクト。

特筆したいのがこの旨みで。
甘いって感じるくらいの、強い、旨み。

人間って甘みを旨みと勘違いしやすい性質を持ってるから、安い原価におさえたい食品は砂糖をどっさりいれて味をいじってるって、それは人が最も早く感知する味覚が甘みであって甘みを感じることでおいしさのスイッチが入るからやねんけどほんまはそれはうまいもんちゃうんやでってなんかどっかで読んだことあるなあどこだったっけって意識飛ばしながら食べてましたうまさのあまり。

そこに酸味のある野菜、ごろごろのお肉をドッキングさせながら食べる食べる。
味が、いろとりどり。カレー食べてると言うより、イタリアンで複数のお皿をいただいてる感覚。
後に余韻程度に感じられる辛みがまた良くて。唯一無二のやつ！！

このカレーは、良い。
毎食食べても良い、ほんでいつしか体重３kg増えてても良い、そう思えたくらい好みの欧風カレーでした。

冒頭の女性ですが、お話ししたところカーサスアサトウのシェフの奥さまとのこと。
カレー食べてさっさと出る予定だったのが、もうこのままバータイムまで居座ろうかしらと思ったくらい、聞き上手、話し上手な方で。

加えて自身および子供の年齢が近いうえに、家族構成、なんなら大きく空いた配偶者との年齢差までニアリーという偶然もあり。
子供のくもんから終わりの見えない子育て、家事と育児と仕事の愚痴について吐き出させてもらえました。てただのおばはんと化していた件。

そういった個人的な事情も含めて、ここ最近で一番好みだわって思えたカレー屋さんです。

一点だけ難点を上げるなら、バーだけに照明が薄暗いため写真が撮りにくいこと。
技術がないくせにデジカメで撮ってるやつは両手をしっかり固定しないと写真の７割がぶれるのでお気を付けて。←わいや

あー

通うしかない。

『サトーCURRY ランチ(大阪市北新地)』
ミシュランごっこ。調査結果
※採点基準はこちらをご覧ください。

料理 ☆☆☆
快適度 ☆☆＊
お得度 ☆＊＊

ミシュランさんへひとこと
「間借りカレーは調査対象に入るのでしょうか？」