夏目漱石の「坊っちゃん」。
日本人である皆さま、一度は読まれたことのある小説かと思います。
が、そんな日本を代表する名作を完読してないくそジャパニーズなだっちん。。
「こころ」と「それから」は読んだんですけど夏目漱石の小説。←他にも読んだかも知れないけど覚えてない
完読してないものの小説「坊っちゃん」において、記憶に残る一文がありまして。
~大変うまいと云う評判だから、温泉に行った帰りがけに一寸食ってみた~
と坊っちゃんがお団子を食べるシーンがあるんですね。
中学受験で勉強してる時の例題の中にあったと記憶してるのですが、解答よりも「うわーちょーこの団子食ってみてー」と考えていた12歳のワタクシ。
そんな記憶は彼方になっていた約25年後の先日。
松山みやげにいただきました。
真空パックで2本ずつの個装。食べ切りタイプが便利な仕様。
菓匠うつぼ屋の「ひとくし坊っちゃん団子」を食べてみた感想をば。
フォトジェニックな駄菓子。
webの情報ナナメ読みしたところ、小説「坊っちゃん」で描かれているお団子のモデルは「つぼや湯晒団子」で、夏目漱石が松山中学校の教員をしていた頃によく食べていたものだそうです。
当時の団子は「湯ざらし団子」で、赤餡と白餡の団子を3つ串に刺したものだったようで▽
いただいた坊っちゃん団子とは見た目から異なるみたい。
※湯ざらし団子:餅をちぎって餡にまぶして皿盛りにし、お箸で食べるもの
現在は松山市内、複数の製菓会社で「坊っちゃん団子」は製造されていて、見た目はどこも同じな模様。
こんなサイトもあるくらい、各社から販売されてるみたいですね▽
~【坊っちゃん団子ランキング】5種食べ比べて徹底比較!おいしいのはどれ?~
うち、お土産もの屋・売店で最もよく売られているのがコチラ「うつぼ屋」のものだそう。
明治が舞台の小説「坊っちゃん」だけに素朴なものを期待してしまいますが、原材料は
~生餡(白いんげん豆、うずら豆、小豆)、上白糖、水飴、麦芽糖、餅粉(国産)、グラニュー糖、砂糖結合水飴、抹茶、食塩、甘味料(トレハロース、ソルビトール)、着色料(V,B2、クチナシ)~ ですって。
しゃあない、この賞味期限と色鮮やかさだからね!←賞味期限=常温で15日
ダラダラ述べましたが「菓匠うつぼ屋のひとくし坊っちゃん団子」の感想に戻ります。
お餅はもっちりしてて、くるんでる餡子は分厚いタイプ。
餡子がしっかり甘いので、お茶といただくと時間的に持ちそう。小ぶりだからってパクパクいっちゃうと後で胸焼けしそうなやつ 笑。
個人的な経験でざっくり表現すると「お土産物屋で並んでる日持ち系の餅菓子」。
甘さも、餅の食感も、なんとなく「駄菓子感」があります。
25年前に憧れた「大変うまいと云う評判の、温泉に行った帰りがけに一寸食べてみたくなる団子」とはきっと大きく異なるもの…でしょうね。いっぽうで元祖に近いと思われる、赤白の「湯ざらし団子」への憧れが芽生えてる36歳の冬でした。
いっぽうで、このサイズに色合い。
安定のフォトジェニックスウィーツとも言える「菓匠うつぼ屋のひとくし坊っちゃん団子」。
我が家に1歳&5歳児がいるのですが、子供に持たせると
…文句なしに可愛い!
子供たちに持たせて写真撮ろうと思ったものの、カメラ構えるたびにどちらかが鼻を垂らしていまして。
機会があればリベンジします。
△楽天市場での販売を見つけたのでリンク貼っておきます
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地域情報ランキング

「菓匠うつぼ屋 ひとくし坊っちゃん団子」
だっちん。総合評価:★3.5
↓採点内訳↓
点数は 1(悪)→5(良) にて。3が標準点になります。
○料理
■味:3 ■見た目:4 ■プラス@:3
○サービス
■出る速さ:- ■接客:- ■コストパフォーマンス:4
○雰囲気
■混雑具合:- ■席の過ごし易さ:- ■内装:-
※だっちん。が店頭に出向いていないため、料理とコストパフォーマンスの評価のみに控えます